いざ税理士を探そうと思ったとき、あなたはどのように探していますか?
「税理士」とGoogleやYahoo!の検索に入れますと、様々な紹介会社が出てきますよね。検索結果の上位の方の「広告」というのは企業がGoogleやYahoo!にお金を払っている広告になります。
実際に税理士紹介会社を使った場合には様々なデメリットがあります。
なぜ税理士紹介会社を使わず他の方法で税理士を探した方が良いのかについて今回はお話していきます。
税理士紹介会社を使うべきではない理由
税理士に期待したサービスが受けられないことも
なぜ税理士紹介会社を使ってはならないのか?
それは結論から申しますと、
税理士が紹介会社に払う費用が高いため、通常の顧問契約のサービスは期待できない事が多いから
というのが理由です。
これは税理士を探すようなビジネスをしている人なら分かりますが、ビジネスにおいて仲介を挟む場合には値段は上がるのが普通です。
もしくは値段が上がらない場合には、サービス供給業者がどこかで利益が出るようにしているという事です。
仮にお客様が税理士紹介会社を経て税理士と顧問契約しますと、税理士は紹介会社に費用を払います。
費用の払い方は幾つかありますが、メジャーどころで言えば
- 成功報酬パターン
- あらかじめ紹介会社に払うパターン
といったところです。
そうしますと、税理士事務所としてはお客様からいただく顧問料から紹介料を差し引いて利益を考えないといけませんよね。
ほとんどの場合、税理士紹介会社を利用している事務所であればあなたを担当するのは税理士ではないでしょう。仮に税理士に会えるのも契約時点である最初の面談だけという場合も…。
あなたがそれで満足いくのであれば良いと思います。税理士のサービスも一律ではなくて、安かろう悪かろうというところもあるのを覚えておいておきましょう。
税理士が紹介会社に払う原価は6割!?
この税理士が紹介会社に払う費用というのが、顧問契約の年額の6割ほど。
自分も何度か税理士紹介会社からの営業を打診されましたが、正直これは異常な数値と思っていますね。
こんな手数料のビジネスは他の業界ならば考えられないと思います。
とはいえ、税理士紹介会社がいくつもできて、かつちっとも衰退していない現状を見ればいかに税理士(業界)が営業を苦手としているかが分かるかと思います。
もっというと弁護士なども同じですから、士業の営業力というのがいかに弱いかを物語っていますね。
昔は税理士として独立開業すれば営業などしなくてもすぐにお客様が来た時代だったようですが、今の時代は会社が減っているという事もありますからそれはありません。
自分で営業をしない限り士業もお客様は増えないのです。通常のビジネスからすれば当たり前です。
どのように自分で税理士を探せばよいか?
税理士を探す一番の方法は、いまこうしてネットをご覧になっているのであれば、GoogleやYahoo!で税理士を検索すれば良いのです。
あなたが探す税理士の切り口(キーワード)はいくらでもあるはずです。
- 業種で検索する
→「税理士 飲食業」、「税理士 製造業」「税理士 不動産業」など - 地域で検索する
→「税理士 東京」、「税理士 埼玉」、「税理士 草加」など - 特徴で検索する
→「税理士 若手」、「税理士 節税」、「税理士 資金調達」など
上記を組み合わせても良いのではないでしょうか?(ex.税理士 草加 若手)
あなたにとって最良の税理士が見つかると良いですね。
まとめ
正直なところ自分の周りや若い税理士の方々は、このような仕組みを知っていますから税理士紹介会社を使っていないことがほとんどです。
もし使っていたら考えられるのは
- その税理士は正直あまり儲かっていない
- 税理士が担当しない(会えても最初のみ)
- そもそも税理士事務所の利益管理ができていない
- 何も考えずに紹介会社を採用している
といった事が考えられます。
これから税理士と顧問契約を使用と考えて税理士紹介会社利用しようと思っている方は、考え直されてはいかがでしょうか?
今は顧問契約だけでなくともスポットで税務相談をしている税理士事務所もあります。弊所でも行っております。
もし興味がございましたら、まずは下記のメールフォームからお問い合わせ下さい。
お問い合わせはこちらから[/btn]