経営者に必要な条件は「決断」すること

こんにちは。
草加・八潮の税理士こと高橋輝雄です。
税理士という仕事をしていますと、社長の性格も十人十色。様々な社長にお会いします。
会社の社風も本当に様々ですが、そうした違いの中でもそれぞれに共通するものがあると感じます。
良い経営者の条件は「決断」できるか否か
あなたもしくはあなたの社長は「決断」していますか?
その会社のトップである社長が決断をしないとどういう事が起こるか?
それは自社の従業員が苦しむことになります。
周りがうまくお膳立てしたとしても、最終的な判断はトップである社長に全てゆだねられます。
「鶴の一声」と言いますが、社長は多少ワンマンの方がうまくいく。
特に自分がこの仕事についてからはそれを強く感じます。「いいひと」である社長の会社ほど苦労をしています。
中小企業で社員10人未満のような規模であれば、組織の中で運営していくよりも社長がリーダーシップをとりながら進める方が伸びます。
社長だろうとなかろうと、もともと人はすべての人に好かれるのは無理なコト。
社長が社内や得意先に嫌われることも仕方ないのです。
覚悟を持って決断する。それが会社が伸びる上では必要不可欠であります。
経営者の代わりとなる参謀がいるか否か
決断するのが無理なのであれば、もう一つの方法は権限を部下に委譲するコト。
社長というポジションはこなすしかないのであれば、実際の現場は部下に任せてしまうのも一つでしょう。
社長は判断はせずに、何かあれば出ていく。そういうスタンスの会社もあります。
通常は社員が業務を行い、いざという時には社長が出るからと仕事を任せてしまう。
よく「地位が人を作る」とも言いますが、一朝一夕で性格を変えるのも難しいのは確かです。
決断をするのが難しい人がある日急にバンバン決定を下す人になるのは厳しい。
であれば、信頼できる参謀に任せて会社を経営していくのも手法の一つだと思います。
まとめ
中には社長になりたくてなったワケではないという人もいます。
しかし、自分が社長として続けていくならば
決断する
という言葉を意識してみてはいかがでしょうか?
最近特にその事を感じさせる会社に会いましたので書いてみました。
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