勤務時代もそうでしたが、税理士事務所を開業してからさらに「こんなことでも評価されるの?」と思ったことが多々あります。
すべてとは言いませんが、意外に税理士業界はハードルが低いところもあるというのが実情です。
税理士として独立するならどんなところに注意していけば良いのかの参考になれば幸いです。
時間の概念に気をつけよ!
先日当たり前のように仕事をこなしたところ、お客様から嬉しいお言葉をいただきました。
「高橋さんの仕事はいつもとても早いので助かります」
早いと言っても他の人と比べればそこまでではないと思っています。
しかし、それでも評価してくれる事が多々あります。
特にそういって下さるのが、新規ではなく他の税理士事務所から移られた方に多いです。
自分は独立前の勤務している時から「時間」という部分には細心の注意は払っていました。
仕事も分量によりかかる日数が異なります。
だからといって1週間も2週間も放置しているからお客様は不満がたまるということです。
自分が何かサービスを購入したときにどのような対応だったら良いか?
という視点は重要です。
時間を要する場合には途中の経過報告なりを入れるべきです。
しかし、税理士業界というのはその時間の意識の部分が弱い。
1カ月に一度ないしは、3カ月や半年に一度質問に答えていれば大丈夫だろう。
というサービスの提供の仕方が多いのではないのかなと思います。
最初に勤務したボスの
試算表は鮮度が命!2ヶ月前の試算表なんか腐ってるぞ!
という言葉は、今も自分の心に残っています。
TPOをわきまえる
勤務時代の会社で入社当初聞いた話。
社員が退職し、新たに担当者が変更になった。
初めて訪れた会社にもかかわらず、社長に向かって「社長儲かってるの?」というようなタメ口だったり、先方が開いてくれた懇親会で、ひとりだけ高い酒をあおり続けるという暴挙に出た人がいたそうで。
その方は見事にお客さんから怒られ、担当初日で出禁になったそうな…。
さすがにこのたとえは極端ですが、遠からず同じような事をしている例を何人も知ってたりします。
この業界は非常識(もちろん悪い意味ですよ)とも言われます。
私の場合には一般企業を経て税理士事務所に入所しましたから、衝撃的な事も数多く経験しました。
別業界から転職して税理士事務所に勤務する人は、
いかに今後も自分を律することができるか?
という意識が必要です。税理士業界のぬるま湯につかり過ぎないようにご注意を!
まとめ
実際には独立してから新たにやりだしたことよりも、勤務中のいち担当者時代から行っている事が多いなと。
そのせいか、おかげさまでお客様からお褒めの言葉をいただくことは多かった気がします。
税理士業界はサービス業
というと、怒る税理士先生様(特に上の年代の方が多いと聞きます)がいらっしゃるようです。
サービスの対価をもらっているという意識は必ずこれからの時代は必要だといえます。
物もサービスも飽和の時代。「とりあえず税理士だから頼んだ」ではなくて、「あなただからお願いした」
という事を言ってもらえるように私もサービスの向上を追求したいと思いますね。
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【編集後記】
高橋ジュニアがママのお腹の中で暴れているようです。
妻のお腹の大きさもだいぶ大きくなり、人の神秘を日々感じています。
【最近の初めてイベント】
・上野から末広町まで歩く
・プルームテックのお試し
・ベビー用具準備
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