欧州で否決されたリンク税。これが成立したらweb上のJA●RACになりかねない。

リンク税が導入されたらがんじがらめ

2018年7月5日に欧州で否決された一つの法案があったようで。

欧州ネット民が大反発の「リンク税」導入案否決で、安堵の声 byForbes JAPAN

このリンク税は外部のサイトのリンクを貼っている場合、リンク元がリンクを貼った側にライセンス料を請求できるというもの。

上記の例でいえば、ForbesJAPANが私に対してリンク記事の使用料を請求できるような事ですね。

 

端的にこの法案が通ってしまったら、怖くて自由にブログも書けない世界になるなと。

なんせほとんどのブログにおいてリンクは用いられているものであり、リンクがあるからこそ書き手の主張が確固たるものになったりもしますし。

なのにそれが使用料を必要とする事になるとむやみにリンクも貼れなくなる。

果たしてそんなリンク税は本当に必要なのだろうか?

そして、私はリンク税の存在が日本の楽曲を管理するJA●RACそのものではないかと考えた次第です。

 

リンク税というがその実態は著作権保護のための使用料

リンク税は著作権保護

職業柄「税」という話題があるとすぐに飛びついてしまうは私の癖であり良いところでもある。

しかし、リンク税というものをよくよく見ていくと、これは単に税金とは異なる。

いや、なぜ「リンク税」などと訳されたのかも分からない。でも、もう踏み込んだ記事なので書き続ける事にした。

実際のところ、どうやらリンク税は著作権保護の観点から使用料を元記事の著作者が請求できる仕組みだった。

 

日本でもweb上はコンテンツのパクリ騒動がたびたび起こっている

日本でも記事をコピーしている奴らがいる

今回のリンク税は欧州の話であるが、日本のブログなどの界隈を見てみてもweb上のコンテンツをそのままパクる輩もいる。

ちょっと試しに調べただけでもタイトルから構成からすべてをパクるつわものもいて驚愕している。

 

そういう人たちもGoogleなどに通報されれば一気にコンテンツが消されている模様。パクリ記事が駆逐されてオリジナルが残るのは良い傾向ですね。

ちょっと前にルンバでオリジナルが消されかねないおかしな騒動があったけれど…。

そんなブロガー同士の殴り合いも日本では日々起きている。

 

リンク税が議論される意味

リンク税が議論される意味

まぁ日本でもこのような事が起こっているのだから、海外でも同様に生じているわけで。
だからこそリンク税などという概念の必要性が叫ばれるのだろう。

興味深いのはこんなリンク税というものが議題に挙がることはあっても投票では一蹴されているのかと思いきや意外に僅差というところ。

投票結果は賛成278、反対318、棄権31(前述のForbesの記事より)

これ意外に競っていると思いませんか?

という事は、リンク税なんかが導入されたら不便で仕方ないと考えるのが一方的と思いきや、今までかなり迷惑をこうむっているという層も多いのだろうか?

いずれにせよ9月に再審されるようであるが、こんなものが可決されてしまったら日本でも導入なんて話が出た日には不便でしょうがない。

分かっているのは、更に私がブログを書く意欲も失せるだろう事うけあいです。

 

JA●RACはまさにリンク税的な存在である

リンク税はJASRACみたいなもの

リンク税の存在が何かに似ているなぁ~と思ったら、言わずと知れた日本のJA●RACそのもの。

JA●RACはご存知のように2018年4月から音楽教室からも著作権料の徴収をはじめた。まだ裁判中のようだが、判決を待たずにすでに徴収を開始しているようであり、私はこの動きには反対である。

 

JA●RACといえば今でこそ皆の嫌われ者的な立場であるが、その歴史を見ると法外な音楽使用料(プラーゲ旋風)から守るためにできたそうで。

今はその存在が作曲者たちの足かせとなっている。自分の曲を使うのにも使用料がいるというのは何とも滑稽でしょう。

 

リンク税も日本で導入したらJA●RACのように、自分が他で書いた記事にリンクを貼るときのも著作権料を取られるような事になるのかもしれないなと。

いずれにせよ、このリンク税が2018年の9月に再審されるようなので、ブロガーやアフェリエイターなどwebに携わる方は注目してみてはいかがでしょうか?

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士・FP・元SE。アフェリエイトなどのネットマネタイズも日々研究し、HP・ブログ運営も自らの手で行っている。 また、「税務のことをいかに一般の人に分かりやすく伝えるか?」という事を大事にしている。 個人事業主と中小企業の顧問や税務調査立会に定評がある。情に厚く大変涙もろい。