年末調整こんな提出資料は嫌だ!信じるか信じないかはあなた次第

年末調整でありえない事例集



こんにちは高橋輝雄(@teruozeimu)です。

いや~わたくし現在、年末調整の作業を毎日シコシコとしております。

最近は年末調整をやらないという税理士事務所・会計事務所さんもたくさんいらっしゃいますが、なかなか全部のお客様を会社さんの方でやってもらうワケにもいかないのも事実。

年末調整は有料で行っていますが、これだと単なる作業で時間の切り売りだなと。

やり方を総務の方に教えて、こちらも負担を軽くし、逆に先方の金銭負担も軽くするなどの措置は取っています。

時間に追われる年末調整。作業と仕事を勘違いしてはいけない

2016-11-18

ただ、すべての作業を会社さんに任せられるというのは、まだまだ難しいというのが自分の感触ですね。
特に私のメインエリアの埼玉の八潮市・草加市ではそう感じています。

今日はそんな年末調整においての嘘のようなホントの実例を書いていきたいと思います。

 

年末調整の資料がつたないのは依頼を受ける税理士事務所・会計事務所側にも落ち度がある

実例に入る前にですが、資料不足や内容がおかしいのは会社のせいだけにしてはいけませんぜ!という事は声を大にして言っておきたい。

今年はおかげさまではじめて年末調整を迎える新規の顧問先様も多く、初めての時こそ事前の準備が重要です。

例年はチェックリストを渡したりもしていましたが、それを今年は時間が無いからという理由で怠った結果…散々です。
ポジティブに考えれば、その辺の事前準備をきっちりしないと今回のような事故が起こることを再認識できました。

めでたしめでたし…いや、本当は全然めでたくなくて泣いてるんだけどね(´;ω;`)

 

今回ご紹介するような特殊な事例が出るのは、自分の方であらかじめスクリーニングができていなかったというのが原因です。

事前資料を渡していても変な資料が出てくるのならば、

  • 自分の伝え方が悪い
  • 資料の内容(誤解を招いたり)が悪い
  • 総務→従業員の流れで内容がうまく伝わっていない

というように原因を分析するのも重要でしょうね。

例年は使っている年末調整の確認リストを準備はしていたようで、日の目を見させてあげるためにも下記に置いておきますので、ご自由にダウンロードしてお使いください。

※私にとっては何もメリットのないものなので、使用については自己責任でお願いします。

年末調整確認リストダウンロード

 

こんな年末調整の提出資料は嫌だ!という事例集5選

ということで、詳細に入ります。今日は厳選して5つ挙げます。
本当はまだまだ列挙したいのですが、書いているうちにテンション上がって血圧上がりそうなのでやめようと(笑)

 

提出資料に名前しかない。

うん、これは少々怒りを覚えましたね。

通常、会社の方から従業員さんに給与所得者の扶養控除等(異動)申告書(以下マル扶)保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書(マル保)を渡すんですね。

それに従業員さんが各自記入して、会社の方で再度集めた後にこちら(税理士・会計事務所)に資料が送られてくると。

まぁ、マル保は書き方もよく読まないと少々分かりにくですし、空欄の場合も仕方ないかなと。でもですね、マル扶とマル保の両方とも名前しか書いてないというパターンがあったんですね。

いやいや、住所・年齢・生年月日はこちらで推定しろと…?世帯主なんかはさらにこちらでは分からないですし。
これは、最低限として会社で集めた時点で従業員の方に突き返してほしいレベルの話ですね。

正直、もしあなたが提出する側であるのならば最低限の仕事はしましょう。いや、皆さんの平和のためにもしてくださいお願いします(笑)

 

 

年金の源泉徴収票が添付されいる

これは今年初の試みでした(笑)
年末調整で回収した資料に、なぜか年金の源泉徴収票が添付されていました

そう、年金の源泉徴収票が配布されるのは年明けごろから。つまり、昨年分の源泉徴収票です。

といいますか、正社員のレベルの給与があってさらに年金があるのであれば、確定申告しなければいけませんよ!
なかなかのレアな事例かもしれませんが、ご注意ください。

 

初めて住宅ローン控除するためのあらゆる資料が添付されている

これはないかと思うでしょう?でも本当に実例は何度もあるんですね。
総務の方に、住民票建物・土地の登記事項証明書を提出されてもホントに困ってしまいますからね!

補足しておきますと、家を購入した年の翌年の確定申告にて住宅ローン控除をする必要があります。ゆくゆくは、年末調整を家でするような時代が来たら、確定申告も不要になるのかもしれませんね。

 

医療費の領収書の束が添えられている

これは完全に会社側が税理士・会計事務所に年末調整を丸投げしていることの表れかなと。
想定していない事態が起こるものです。まさかこんな事になろうとは笑えますよね!

その瞬間は笑えないんですけれど(笑)

今まで何度もブログの記事で書いた気もしますが、医療費は年末調整ではできません!

お願いだから、社員さんが医療費の束を持ってきたら、丁寧に年明けからの確定申告の無料相談を促してあげて下さい。

いわゆる医療費控除による還付申告は通常の確定申告の始まる2/16まで待たなくとも1/1から申告できます

 

ふるさと納税の証明書を持ってきた

先日、総務の方からメールがあり、「ふるさと納税の寄付金の証明書も年末資料として渡されたのですが、年末調整に関係ありますか?」との問いが。

結論から申し上げますと、年末調整にふるさと納税は何も関与しません。

  • 自分で確定申告する
  • ワンストップ特例の申請書を出して市町村で処理してもらう(1年間の納税納付先自治体が5つまでの人。6以上は確定申告)

ふるさと納税はこの上記2パターンのどちらかです。

年内ならば申請書をふるさと納税をした市町村に出せば問題はありません。

どうか総務(や社長さん)を困らせないようにしましょう。

 

今日のてるをだもの

あり得ない。
いや、ありえーるでしょ。

てるを

自分の想定外の事は往々にして起きるものです。
特に、税務のような専門的な分野のことであればなおさら。

冒頭でも申しましたように、想定外の資料を持ってくる責任は、最初のスクリーニングができていないからという事をしっかりと肝に銘じるべきですぞ!

あなたが税理士や会計事務所側であるのならば、いや、年末調整をされる会社の方もそうですな。

 

ではでは!

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【近況報告など】
顧問先のお客様がとある賞をいただくとのことで。
私も報告を聞きまして本当に嬉しい限り。いや~言いたい。けど言えない。

私はまずありえない賞だけに、尊敬に値します( ˘ω˘ )
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ABOUTこの記事をかいた人

税理士・FP・元SE。アフィリエイトなどのネットマネタイズも日々研究し、HP・ブログ運営も自らの手で行っている。また、「税務のことをいかに一般の人に分かりやすく伝えるか?」という事を大事にしている。個人事業主と中小企業の顧問や税務調査立会に定評がある。情に厚く大変涙もろい。