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税務調査のイメージ先行し過ぎていませんか?

中央区茅場町の税理士 高橋輝雄です。

毎年、確定申告の時期が終わると、通常であれば税務署の次なる動きとして
税務調査を見据えた動き…というかすぐに税務調査の電話もかかってくる可能性もあります。

私が今までで最速だったのが、3/15の期限が終わった翌週に個人の方の税務調査のお伺い電話がかかってきました。

さすがにこの速さは確定申告期間中にある程度の目星が付いていて、
確定申告期間が終わったらすぐにでも税務調査を行おうとしていたと考えられます(^_-)-☆

確定申告期間中に税務調査が少ないのは税務署総出で個人の確定申告を手伝っているからとも言われています。

後は、税理士と税務署もそもそもが敵対関係というわけでもなく、
確定申告期間中はあまり税務調査をしないようにしておこうなというような暗黙の了解もあります。

税務署が主催する確定申告相談会に税理士も駆り出されてお手伝いしているのですからね(^^;
お互い歩み寄りは必要という事ですね。

税務調査は税務署の調査官がいきなり来て調査が始まるという誤解

この辺はネットでもだいぶ情報が出ていますので
そんな風に思っている人もだいぶ減ったかなとは思います。

が、そのように思っている人もいると、スポット相談などしておりますとまだmだ感じます。

しかし、実際にはまずは税務調査を行う場合には事前に連絡があるのが普通です。
特に法律の改正が平成26年ごろにありまして、それ以来きちんと手続きしないといけなくなりました。

それだけにいきなり会社や個人宅に押しかけての税務調査というのは減りました。

通常の税務調査は「任意調査」です。
昔の「マルサの女」という映画のような光景は相手がかなりブラックな人たちのお話なので、
通常はまずありえません。

ほとんど犯罪者の人たちがターゲットですね。
あ、
脱税もある程度の額を超えると刑事事件になってしまいます。

そもそも税理士に確定申告をお願いしてある場合には、
納税者本人ではなく税理士に連絡がいくのが普通です。

あなたが頼んでいるのがニセ税理士ならば別ですが・・・(-_-;)

税務調査になったら多くの税金を追加で支払うという誤解

これもよくある誤解ですよね。

税金をきちんと正しく計算して納めていれば、税務調査が来ても何も追加で支払う必要がありません。

私が税理士試験の受験生だった頃は受験仲間の人から
「税務調査は必ずお土産(調査官の評価の加点になるような指摘事項)を持たせないと終わらない」
という事を言われましたが、それはまったくのウソでした。

「税務調査をしたけれど、何も指摘事項がありませんでした」
という是認通知というのも何度ももらっています。

調査官が2日とか3日来て何も得られるものがなかったのであれば可哀そうなところではあります。

なお、法人の場合は税務調査の日程は2日~4日とかが中心であり、
個人の場合は早いと半日で調査が終わることも多いです。

正しく処理して入れば税務調査も怖くない

税理士がついていなくても自分で確定申告をして税務調査を対応してしまう
という優秀な個人事業主の方もいらっしゃいます。
まぁ人は向き不向きもありますので、任せられる人は任せて良いと思います。

最近は自宅のPCやスマホでも確定申告も終わらせられるようにもなってきたので、
それは喜ばしいことだと個人的には思っています。

また、きちんと前述したように、正しく計算して申告できていれば
税務調査はそんなに怖いものでもありません。

ただし、確定申告は最初が一番肝心であるともいえます。

というのも以前、売上が増えてきたから税理士にお願いしたいと私の方に依頼があった時には
何年も借り入れの返済をすべて経費にしているような間違い(経費になるのは利息だけ)もありました。

そうなると申告書の修正などしてそれこそ追加の税金も生じたりします。
であればむしろ最初だけ税理士に相談してみるというのも良いかもしれません。

今や副業も解禁となり、働き方の多様化してきました。
それだけにどうか後からケチのつかないように確定申告も行うようにしてくださいね。

今回の記事をお読みになって、納税者の方が必要以上に
税務調査に対して恐れが無くなれば幸いです!