節税したのにお金が増えない?そりゃそうでしょ



おはようございます。

税理士の高橋輝雄です。

本日はよく節税することで陥りやすい現象について特に法人を中心にお話致します。

節税ってなんだろう?

節税という場合、通常は「本来納める税金を少なくする」という事を指します。

似たような事ではありますが、「節税」と「脱税」では全然違います。

「節税」は合法的に物を買ったりするように経費を増やして税金を減らす行為ですが、「脱税」は違法に課税されることを避ける行為です。

脱税の例としては故意的に売り上げを計上しない(抜く)などが最たるものです。

 

なお、脱税は犯罪です。

税務署に脱税が判明しますと時には逮捕されることもありますので注意しましょう。

とは言っても数千万以上の場合ですがやらないに越したことはないと思います。

 

 

節税が招く近視眼

では節税をし過ぎるとお金が残らないとはなぜなのでしょうか?

節税の主な例を紹介しますと

  • 社員に賞与を払って経費を増やす
  • 少額の設備を購入して経費に計上する
  • 交際費(主に接待などの飲食)を増やして経費にする

というようなものがあります。

これらの行為をすることで、利益を圧縮できる訳です。

売上▲経費=利益

という構造が会計処理の構造であり、利益に対して税金計算がされるので、経費を大きくすれば利益が減るという仕組みです。

しかし、上記の節税策で書いたような事をすると、利益が減るので税金は減るかもしれませんが、実際に節税策を行う時にキャッシュは出ていっている訳です。

こういうと、「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、節税に躍起になっている社長さんや税理士の中にはそれを忘れてしまっている方がいらっしゃるのも確かです。

特に利益を減らすために豪遊して接待ばかり行っていると、利益は減るかもしれませんが、お金も残らずにもっと言うと設備のように会社に何も残らなかったりします。

もちろん、接待が営業だという考え方も否定はしません。

しかし、会社にお金が残らなければ事業を回していくという事も難しいのは確かですから。

 

 

まとめ

節税策を考えた場合、お金に余裕があるかどうかを考えて、実は行わない方が良い場合もあります。

法人の税金は、ザックリ考えれば利益の3割程度でしかないと考えますと、反対に「100万円使ってやっと税金を30万円減らすことができるだけ」とも言えます。

今年儲かったからといって、毎年数千、数百万円の保険を払う事ができますか?

ですので、私の場合には節税したいと言われても、本当に必要な少額資産の購入や利益を出す要因となった社員さんの働きに報いるような決算賞与を出すことなどをおススメしています。

利益が少ないというのは、事業的には儲かっていないという風に見ることもできますので、本質を忘れないような経営が大事ではないでしょうか?

 

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士・FP・元SE。アフィリエイトなどのネットマネタイズも日々研究し、HP・ブログ運営も自らの手で行っている。また、「税務のことをいかに一般の人に分かりやすく伝えるか?」という事を大事にしている。個人事業主と中小企業の顧問や税務調査立会に定評がある。情に厚く大変涙もろい。