個人事業主の税務調査の間隔は何年おき?毎年来るの?

個人事業主の税務調査は何年に一回来るのか?



個人事業主さん
税務調査やっと終わった~。はぁーしんど。でも、次の税務調査っていつ頃来るんだろう?一度来たららもう来ないのかな?

個人事業主にとって税務調査って時間も取られるし、売上が上がるわけでもないし本当に嫌なものですよね。

できれば税務署は頻繁には来てほしくないもの。

 

今日はそんな「税務調査の間隔」について見ていきましょう。

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2018-05-13

 

税務調査が入るのは何年ごと?

通常は3年ごと

一般的には、税務調査の間隔は少なくとも3年は間隔が空くと言われています。

私の経験からも、個人事業を開業して3年経たずに税務調査に入られたというクライアントさんもなかなかおりません。

税務署のデータベースシステムで監視している

税務署も3年という期間で平均や異常値を見極めているのでしょう。
事実、国税庁は国税総合管理システム(通称KSK)というシステムを用いて、莫大なデータを蓄積しているようですからね。

税務署の調査官を拝見していますと、税務調査で調べているのは何も自社のデータだけでなく、取引先の住所や口座なんかも調べていますから。

きっちりと3年で来るとは限らない

実際のところ、早くて3年という感じです。来ない人は法人も含めてですが、10年以上も来ないという場合もあります。

とはいえ、日ごろからいつ来ても良い状態で準備しているのが一番でしょう。

 

黒字の方が赤字より税務調査の対象になりやすい?

業績の良いところは狙いやすい

黒字の方が税務調査の対象になりやすいというのは私の感覚からすると大体は合っていると思います。

黒字だけでなく、売上(収入金額)の規模や売上金額が年々右肩上がりで調子が良いところほどきっちりと税務調査が来る感覚ですね。

赤字ではあまり税務調査に来ない?

自分の経験からしますと、よっぽど変な状態でないと赤字で税務調査に入られるというのはほとんどない気がします。

というのも赤字であるという事は税金もそもそも納めるような状態でないため、税務調査に来ても修正で税金を取る事ができないのが大きいかなと。

とはいえ、個人事業主で赤字であることは納税証明書も出せず、住宅ローンや自動車のローンが組めないなど、社会的にも不自由することも多いため、狙って赤字にするのは得策ではないでしょう。

そもそも赤字であるという事はビジネスモデル的に破綻していることでもありますから。

規模で税務署の本気度も違う?

ある程度大きな規模の個人事業主さんになりますと、税務調査官も「特別調査官」という独立した部署の方が担当していたりします。(私が以前担当していた方は個人で億単位の収入の規模でした…。)

通常であれば、役職なしの平の方か上席という役職の方が調査官として来ます。

そんな余裕はないかもしれませんが、税務調査において調査官の役職に注目してみると案外向こうの本気度が分かって面白いかもしれませんね。

 

確定申告をしていなければ税務調査は来ない?

確定申告をしない選択をする人がいる

確定申告をしたら税務調査が来るのならば、もう確定申告なんて自分からはするもんか!来たら来たでその時に出せば良い。

なんていう人が実はけっこういらっしゃいます。

結論から申し上げますと、確定申告をしていないなら一刻も早く確定申告した方が良いです。

無申告の状態で税務調査を受けるとペナルティがある

確定申告をしていない、無申告の状態でも税務調査が来ることも多々あります。

前述したように他の人の税務調査で取引先の口座や住所をを調べているので、その人が確定申告をしているかどうかを照会しているんですね。

無申告で調査に入られると「無申告加算税」などのような罰則的な税金がプラスされるので、トータルの税金がかなりかかります

思い立ったが吉日。無申告ならすぐに確定申告をする

無申告のペナルティを考えますと、一番税金が少なくて済むのは自ら確定申告しておく事です。

私のクライアントさん第一号も自分で更生しようと決めて無申告の状態からご依頼いただいた方でした。

 

期限が過ぎた確定申告でも税務署は受け付けてくれます。

近年の改正で、税務調査の連絡が来てから慌てて未申告分の確定申告書を提出してもペナルティを受けるようになりました。

言われてからでは遅いのです。税務調査が来る前に確定申告書は提出しましょう。

 

 

まとめ

今日の学び
  • 通常であれば間隔は3年は空く
  • 前回の内容が悪いと3年経たずに来る場合も
  • 無申告は論外。期限後でも必ず確定申告は行うべし

今回見てきましたように、通常であれば税務調査の間隔は3年と言われています。

しかし、税務調査において指摘事項が多くあるとその間隔もせばまることがあるようです。

実際、税理士も付けずに自分で確定申告をしていると間違いに気付かずにずっと誤った処理をしているなどという事も多々あります。

長い目で見て後に大きなペナルティの税金を払うのが怖いようであれば、税理士との顧問契約の前にスポットで相談にのってくれる税理士に相談してみるのも一つかもしれませんね。

税務調査を呼び寄せやすい特徴

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2018-05-11

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士・FP・元SE。アフィリエイトなどのネットマネタイズも日々研究し、HP・ブログ運営も自らの手で行っている。また、「税務のことをいかに一般の人に分かりやすく伝えるか?」という事を大事にしている。個人事業主と中小企業の顧問や税務調査立会に定評がある。情に厚く大変涙もろい。