個人事業(フリーランス)の始め方~外せない4つのポイント~

いざ個人事業(フリーランス)を始めようとしても学校では独立の仕方なんて教えてくれないですから、何から始めたら良いか分からないですよね。

かと言って誰に聞けば良いのかもよく分かりません。

そこでこちらでは「個人事業の始め方~ポイント4つ~」というテーマで書かせていただきます。

会社(法人)を設立しなくとも、個人事業を開業するというのは重要なイベントでありますからこそ事前に準備を重ねることが大切です。

こちらの記事が個人事業主やフリーランスとして起業される皆様に少しでもお役に立てれば光栄です。

 

①まずは税務署へ書類の提出を行いましょう

時々相談の中で「税務署には何も出していないですけど大丈夫ですよね?」という質問をされます。

結論から申しますと法律(所得税法)上、開業届は事業を始めたのであれば提出しなければいけません。

【必ず提出するもの】

  1. 開業届
  2. 青色承認申請書

 

青色承認申請書を必ず提出する書類に入れたのは、2014年(平成26年)から白色申告(青色申告以外を指します)であっても帳簿を付ける事が義務化されました

従いまして、今はもう白色申告のメリットはほぼ存在しないからです。

反対に白色申告ですと、推計課税という大体これぐらいの売上だから、これぐらいの利益が出るだろうと、税務署が予測から支払う税金を決定することができてしまいます。

青色申告で申告していれば、推計課税を行う事ができません。

【場合によっては提出するもの】

  1. 青色事業専従者給与に関する届出
  2. 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  3. 減価償却の償却方法に関する届出
  4. 消費税の課税事業者選択届出書

 

専従者給与というのは、自営業で奥さんや家族を従業員として扱い、給料を出す時に関係してきます。※本来は身内への経費(給料など)は、経費扱いにならないのです

場合によっては、消費税を起業したてから払う事を選択する課税事業者を選択した方が良いパターンもありますので、税理士に一度ご相談いただいた方が宜しいでしょう。

 

②具体的な事業計画は作りましょう

何となくスタートしてしまう方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、意外にいざビジネスをスタートすると思わぬところで経費が発生します。

まずはできるだけ具体的に、商流や最低限かかる費用を書き出してみましょう。

そして、ある程度の目標でも良いので利益計画を作成されることをおススメします。

理由としては、個人事業であっても創業時には「創業融資」のように、起業時は銀行や国民政策金融公庫(準公的な銀行です)あるいは都道府県の特別融資が存在するからです。

資金が必要となった時に事業計画書を作成されるよりも、スタートアップ時のあらかじめ時間に余裕のある時に計画書を作ってしまった方が良いです。

なお、私自身も開業と同時に埼玉県の制度融資でかなり低い利率で資金を調達することができました。融資実行までに約2ヶ月かかるので、申し込み自体早めにされるのが良いでしょう。

なお、税務署へ開業届を出していないとまず融資を受ける事は不可能です。(銀行から税務署に提出した書類を求められます)

 

③屋号口座を作りましょう

個人事業を開業したのであれば、屋号口座を開設しましょう。

というのも個人名だけの口座よりも事業口座の方が社会的な信用もありますし、経理をする上で経費とプライベートの費用とを明確に分けることができるからです。

分けていないと本当に混乱しますして経理がめちゃめちゃになることもありますので注意しましょう。

私は幾つか銀行をあたって調べましたが、下記の点から事業用口座はSMBC(三井住友銀行)で開設しました。(それまでSMBCの口座は持っていませんでした。)

  • 月額料金がかからない
    ⇒他の銀行は、屋号口座も法人口座扱いとなり、月3,000円近く追加の料金がかかります。
  • オプション料金なしでwebバンキングが利用可能
    ⇒自宅で残高も確認でき、振込なども可能です。(パスワードもワンタイムパスワードを使えるので、セキュリティ的にも安心です)

なお、屋号口座の開設時には審査があり、税務署への開業届は必ず必要になりますし、(あれば)ホームページを印刷した資料も必要な時があるようです。

 

④名刺・ホームページを作りましょう

ビジネスを始めた時、あなたが開業したことをどれだけの方が知っていらっしゃるでしょうか?
また、これからどのように自分の事業を広めていくでしょうか?

開業すると出会う人も一気に広がる場合もありますし、リアルでもネットでも広報活動は必要です。
その時に渡す名刺がないと、紹介などにもつながらないのではないでしょうか?

まずはとにかく名刺を作成し、次にホームページを作るという順番でよいでしょう。

現状はホームページが無い方もまだまだいらっしゃいますが、はっきり言って今の時代はほとんどの人が「この人はどんな人だろう?」と検索しますからホームページは必須の営業ツールです。

ホームページを作るメリットとしては

  1. 問い合わせを増やすことが出来る
  2. お客様からの信頼を得られる
  3. 24時間営業してくれる(ホームページにより、24時間営業していることになります)
  4. 営業ツールとして利用出来る(会社パンフレットや営業資料の代わりになる)
  5. 最新の情報を発信できる
  6. SNSと連携することが出来る(Facebook、Twitterなどからも発信することが出来る)
  7. 反響を確認出来る(アクセス解析を導入することにより、反響を確認出来る)

以上の面からもホームページは作った方がよいです。

 

名刺の作成やホームページ制作のご相談も、モチロンお待ちしております。

ご相談頂き、少しでも不安を解消できれば幸いです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

税理士・FP・元SE。アフェリエイトなどのネットマネタイズも日々研究し、HP・ブログ運営も自らの手で行っている。 また、「税務のことをいかに一般の人に分かりやすく伝えるか?」という事を大事にしている。 個人事業主と中小企業の顧問や税務調査立会に定評がある。情に厚く大変涙もろい。