個人事業(フリーランス)の始め方~外せない5つのポイント~

いざ個人事業主・フリーランスとして事業を始めようとしても、学校では独立起業の方法なんて教えてくれないですよね。そうなるといざ何から始めたら良いか分からないですよね。

かと言って誰に聞けば良いのかというのも分からなかったりします。

そこでこちらでは「個人事業の始め方~外せない5つのポイント~」というテーマで書いていきます。

会社(法人)を設立しなくとも、個人事業を開業するというのはとても重要なイベントでありますから事前に準備を重ねることが大切です。

こちらの記事が新たに個人事業主やフリーランスとして起業される方に少しでもお役に立てれば幸いです。

①まずは税務署へ開業関係の書類提出を行いましょう

時々相談の中で「税務署には何も出していないですけど大丈夫ですよね?」という質問をされます。

結論から申しますと法律(所得税法)上で言えば開業届は事業を始めたら提出しなければいけません。罰則こそないものの「速やかに」と規定されています。

必ず提出するべき書類

  1. 開業届
  2. 青色承認申請書

青色承認申請書を必ず提出する書類に入れたのは、2014年(平成26年)から白色申告(青色申告以外を指します)であっても帳簿を付ける事が義務化されました。

従いまして現在はもう白色申告のメリットはほぼ存在しないのです。

反対に白色申告ですと、推計課税という「大体これぐらいの売上だから、これぐらいの利益が出るだろう」と、税務署が予測から支払う税金を決定することができてしまいます。

しかし、青色申告をしていますと税務署は推計課税を適用できません。それだけでも青色申告を出しておくことは大きな効果と言えます。

場合によっては提出した方が良い書類

  1. 青色事業専従者給与に関する届出
  2. 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  3. 減価償却の償却方法に関する届出
  4. 消費税の課税事業者選択届出書

専従者給与というのは、自営業で奥さんや家族を従業員として扱い、給料を出す時に関係してきます。※本来は身内への経費(給料など)は税法では経費扱いにならないのです

[aside type=”normal”]輸出ビジネスや国外での売上が多い場合など、起業時から消費税の課税事業者を選択する方が良いパターンもあります。そういったビジネスをされる場合には税理士に一度ご相談いただいた方が宜しいでしょう。[/aside]

②具体的な事業計画は作りましょう

何も計画せずにスタートしてしまう方はあまりいらっしゃらないかもしれません。しかし、ご相談をお聞きしていますと中には予期せずにフリーランスになったという方も多かったりします。

また、いざビジネスをスタートすると思わぬところで経費が発生する事も多いのです。まずはできるだけ具体的に商流や最低限かかる費用を書き出してみましょう。

そして、ある程度の目標でも良いので利益計画を作成されることをおススメします。

理由としては、個人事業であっても創業時には「創業融資」のように、起業時は銀行や国民政策金融公庫(準公的な銀行です)あるいは都道府県の特別融資が存在するからです。

資金が必要となった時に事業計画書を作成されるよりも、スタートアップ時のあらかじめ時間に余裕のある時に計画書を作ってしまった方が良いです。

なお、私自身も開業と同時に埼玉県の制度融資でかなり低い利率で資金を調達することができました。申し込みから実際に入金される融資実行までに約2ヶ月かかるので、申し込みを早めにされるのが良いでしょう。

[aside type=”warning”]税務署へ開業届を出していないとまず融資を受ける事は不可能です。(銀行から税務署に提出した書類を求められます)[/aside]

③屋号口座を作りましょう

個人事業を開業したのであれば、屋号口座を開設しましょう。

屋号って何?と言われるかもしれませんが、私の場合で言えば確定申告の個人名は高橋輝雄ですが、屋号名は高橋輝雄税務会計事務所です。

あなた自身のオリジナルの屋号をつけてみても良いでしょう。

というのも個人名だけの口座よりも事業口座の方が社会的な信用もありますし、経理をする上で経費とプライベートの費用とを明確に分けることができるからです。

通帳を分けていないと本当に混乱して、いざ確定申告のために経理をする時に大変になることもありますので注意しましょう。

私は幾つか銀行をあたって調べましたが、下記の点から事業用口座はSMBC(三井住友銀行)で開設しました。(それまでSMBCの口座は持っていませんでした。)

  1. 屋号口座の月額料金がかからない
    ⇒他の銀行は屋号口座も法人口座扱いとなり、月3,000円近く追加の料金がかかります。
  2. オプション料金なしでwebバンキングが利用可能
    ⇒自宅で残高も確認でき、振込なども可能です。(パスワードもワンタイムパスワードを使えるので、セキュリティ的にも安心です)

なお、屋号口座の開設時には審査があり、税務署への開業届は必ず必要になりますし、場合によってはホームページなどを印刷した資料も必要な時があるようです。

[aside type=”normal”]融資もそうですが、何か審査をしてもらう時は具体的な資料がある方が有利にはたらきます。というのも内部的な稟議(融資や口座を作っても良いかのチェック)で具体的に分かりやすいからですね。[/aside]

④名刺・ホームページを作りましょう

ビジネスを始めた時、あなたが開業したことをどれだけの方が知っていらっしゃるでしょうか?
また、これからどのように自分の事業を広めていくでしょうか?

開業すると出会う人も一気に広がる場合もありますし、リアルでもネットでも広報活動は必要です。その時に渡す名刺がないと紹介にもつながらないのではないでしょうか?

まずはとにかく名刺を作成し、次にホームページを作るという順番でよいでしょう。

現状はホームページが無い方もまだまだいらっしゃいますが、はっきり言って今の時代はほとんどの人が会った後にあの人はどんな人だろう?と検索されますからホームページは必須の営業ツールです。

ホームページを作るメリットとしては

  1. 問い合わせを増やすことが出来る
  2. お客様からの信頼を得られる
  3. 24時間営業してくれる(ホームページにより、24時間営業していることになります)
  4. 営業ツールとして利用出来る(会社パンフレットや営業資料の代わりになる)
  5. 最新の情報を発信できる
  6. SNSと連携することが出来る(Facebook、Twitterなどからも発信することが出来る)
  7. 反響を確認出来る(アクセス解析を導入することにより、反響を確認出来る)

以上の面からもホームページは作った方がよいです。

⑤経理は早めに始めよう!おすすめはクラウド会計

できる限り時間のあるうちに経理の準備も始めましょう。

特にクラウド会計ソフトを使えばweb上で連携させてかなり経理が楽になります。今のおすすめはやはり個人事業主・フリーランスならば「会計freee」です。

最初は無料で利用できますから、もし気にいったら有料でも使い始めても良いでしょう。


年明けの2月・3月になってからいきなり確定申告のために経理をしようとしても相当苦労します。これは毎年よく見られるので税理士としては切実な願いです。

また、確定申告の忙しい3月に税理士に頼むと追加料金を取られたりして費用が高くなる事もあります。開業して間もない時は費用も抑えたいでしょうから、早めに経理を勧めているのです。

無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」

スタート前のご相談お待ちしております

以上が個人事業主の始め方として外せない4つのポイントでした。

これからの独立開業楽しみですね!また、開業されたかたも不安があれば一度第三者に相談してみるのも良いですよ。

最近は開業前からスポット相談サービスをご利用いただき、一気にスタートダッシュされる方も多くて私も嬉しい限りです。是非とも高橋輝雄を活用してくださいね!

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